個人的に激推ししている作品「アフターゴッド」を語らせてくれ4

お久しぶりです。
今回もアフターゴッド語っていきます。

本日は4巻の感想になります。

前回3巻の感想はこちら

 

江野朱美先生について

アフターゴッド作者である江野朱美先生は、絵画のような繊細で迫力のある画風が特徴の漫画家です。

本作では、人類にとって未知の存在として登場する「神」と呼ばれる生物の見開きやディティールが大変綺麗です。

また、リアルな心理描写や細かな伏線と回収の気持ちよさで一気に読ませてくれます。
哲学的・抽象的な語りが多く、読者を思考の渦に引き込むのが大変上手い作家です。考えることが好きな方にオススメです。

過去作品や、個人的に描かれている作品だと、「亜獣譚」や、「売れっ子漫画家×うつ病漫画家」など。
どの作品も名作なので興味があったら読んでほしいです。

 

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『アフターゴッド』について

4巻あらすじ

神の居場所が危険区域となっている東京。「神殺し」を誓う少女・は、蛇神の襲撃にい、己の中にも神がいることを知り動揺。どうにか脱出をはかるも、今度は医師のが蛇神に拉致された。代里子の婚約者・なみの姿に変化し、陽気に過ごす蛇神。その姿を他の神が見とがめ────?

『アフターゴッド』4巻 裏表紙より

※以下、ネタバレありのあらすじです

3巻は読みましたか?3巻記事では濁しましたが4巻記事では濁しません。3巻以降を未読の方は切実にブラウザバックしてください。


巳波の体を乗っ取った蛇神は、自身の隠れ家に代里子を拉致した。蛇神は「巳波明生は死んだ」と言うが、代里子は研究者の視点から巳波を救う手立てを探す。が、まもなく蛇神は他のIPO・アフアズと喧嘩し、隠れ家を爆破される。そしてそれを知った対神研は、時永を用いて蛇神に取引を要求する。その内容は「人間と手を組み対立IPOを討伐すること」。時永は自身のアパートにて蛇神との交渉に臨む……。

4巻の内容はこのような感じとなっています。感情が複雑骨折する巻です。

感想

ヲロカピ巻です

ヲロカピの人外らしさというか、無邪気さ、純粋さ、子供っぽさ、価値観、狂気……諸々が詰まっています。人と神が分かり合えない理由とすれ違いの悲しさを切に感じます。

それでもヲロカピは人間の情を知ってしまいました。代里子さんといれば巳波さんの姿を、時永といれば帯川の姿をとる彼。特に墓場で名乗るシーンは、客観的に見れば惨いことをしているのに哀愁を感じます。非常に好きな場面です。

そして代里子さん、カッコよすぎ。今まではふわふわお姉さんキャラだったのに、ついに尖った研究者としての一面を見せてくれます。惚れます。勝ち誇った笑みが最高です。

ここにきて巳波さんと代里子さんの馴れ初めが描かれます。意外と悲しいような、でも可愛らしい始まりです。その後のシーンですぐ現実を突き付けられますが……。

絶望の淵に立たされた時永さんは本当にかわいそうすぎる。誰かこの人を救ってあげてほしい。こんな状況でも帯川と友達をやめたくないの、本物の友情ですね……。ヲロカピ気付け、本当の友達はここにいるぞ!!!でも彼は神だから……価値観が違うから……交わることは無……いやあるかもしれないじゃないですか。この世界に誰ひとりとして全く同じ価値観の人はいないのに友達できるんだし。お願いしますよ。

時永さんは友達にただ一言謝ってほしかっただけで、でも帯川は悪びれる様子もなくて。きっと今までもそうだったでしょうし、それで喧嘩したこともあるのではないかと推測しますが、今回の件ではさすがに関係に亀裂が入ってしまうでしょうか。このままハイ仲直り、というわけにはいかないでしょうからね。彼らの今後の関係が気になります。

4巻の表紙は帯川です。はい、3巻の表紙が巳波さんだった意味が分かりましたね。4巻で登場するのは全て巳波さん(偽)!!!いや帯川も帯川(偽)なのですが。ヲロカピと呼んだ方が正しいですかね。ヲロカピは主人公たちと敵対関係にありながら、憎めないキャラクターですよね。

今回の表紙ももちろん銀印刷です。余談ですが、題字の『After God』のロゴは、神の力が宿っている部分を覆うようにデザインされていそうな感じですね。2巻の時永さんの口の意味が気になりますね。深読みしすぎかもしれませんが……。そして見返しの台詞は4巻の中で個人的に一番好きな代里子さんのあの台詞です。やったね。

以上、苦悩の4巻の感想でした。